2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

生活の情味を味わう

生活の情味を味わう 生活の情味を味わわずに活きている人は、本当の人生生活はないといえる。もっと極言すれば、人間の幸いとか、不幸とかいうものは、結果から言えば生活の情味を味わって活きるか否かに所因するといえる。 貴賎貧富などというものは第二義…

呼吸法

呼吸法 呼吸法は単に肉体生命の生きる力に対してばかりでなく、さらに進んで高級な精神生命機能の方面にまでその効果を及ぼすことを目的として想像している。 すなわち、呼吸作用は酸素を吸って二酸化炭素を出すというような単一的な生理現象に対してだけで…

好きなものを食べる

好きなものを食べる 自分の好きなものを食べると精神作用が消化機能を促進し、十分吸収させる。 好きなものを口にすると唾液や胃液が多量に分泌地される。だから第一に考えるべきことはその人がその食物を好きかどうかということである。 特に、病弱の人に対…

精神的な筋骨を鍛える

精神的な筋骨を鍛える 人間の能力は、どんなことにも気を打ち込んで行う、という、ちょっと見ると、とても平凡なような心構えから実現される。 従って、どんな小さなことでもおろそかにしないという心構えを実行し、真剣に気を打ち込んで何事にも当たるとい…

毎朝、心から感謝する

毎朝、心から感謝する まず第一に、毎朝目覚めたら「今日もまた活きていたことを心から感謝する」ということを、今日一日の生命への出発の第一歩とすること。 大抵の人は、毎朝目覚めることを、何か当然のことであるかのように考えている。ところがいつ何時…

人生の主人公

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

人生の主人公

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

家庭

家庭 人生は笑いで過ごすことである。一家揃って・・・特に主人をはじめ家族の外出や帰宅の際は、一層にこにこすることが肝腎である。多少の不満や不平はさらりと捨てて・・・況や無始無終の宇宙生命に比すれば、人の命は決して長いものでない。 従ってどん…

思考そのものが人生

思考そのものが人生 厳格に考慮すれば、人生とは、実は思考そのものなのである、否、極言すれば人生即思考ともいえるのである。 これをもっと釈言すれば、思考の量と質の両者の総合現象が人生なのである。 而してこの厳粛な事実を考慮すると、かりに思考と生…

自己統御

自己統御 本当に幸福な人生を生きるには自己統御を完全にしなきゃだめだ。自己統御を完全にするには、完全にする土台となるべき認識力というものが、また完全であらねばならない。認識力のほうをおいてきぼりにして、知識ばかり説いてると、学べば学ぶほど苦…

理想と信念

理想と信念 理想には信念が必要なんですよ。信念がつかないと、万難を突破してもその理想の完成成就へと猛進しようとする力が、分裂しちまうんだ。信念が出ると理想の完成成就へと勇猛邁進させる力がその心にひとりでにもたせられるというより、ついてくる。…

欲を捨てることはできない

欲を捨てることはできない 天風哲学は、断固としてこう断言します。人間の欲望というものは絶対に捨てることはできないのであります。 それを捨てることのできるように説いている、釈迦もキリストもマホメットも多くの人々に、私から言わせましたら、偽りを…

本当の幸福

本当の幸福 本当の幸福とは、自分の心が感じている、平安の状態をいうのだ。 いくら心身統一法を何十年やっても、幸福は向こうから飛び込んで来るのではない。自分の心が、幸福を呼ばなければ、幸福は来やしない。 だから、現在の生活の状態、境遇、環境、職…

自分で蒔いた種

自分で蒔いた種 すべての人生の出来事は偶然に生じたものじゃありません。 アクシデント(事故)というものは、自己が知る、知らないとを問わず、必ず自己が蒔いた種に花が咲き、実がなったんです。 「活きる心構え」というものに正しい自覚が、そして反省が…

悲しくば

悲しくば 悲しくば あす悲しまめ 今日の日は うるおしく 吾れを照らすを 明日という日は、永久に来ないから、こう言ったのだ。諸君は、今夜、寝て、起きれば、明日が来る、と思っているだろう寝て、覚めて、明日になってごらん。明日が今日になるから。だか…

この世の中は

この世の中は この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。 この世は、本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。 In this world There is nothing in this world that is painful or annoying. This world is essentially a …

自然法則に従って生きる

自然法則に従って生きる 人間は自然物の一つであるからこそ、当然、自然の法則に従って生きるべきである。 自然界には、その種を問わず、自然の法則に背反しているものは絶対に存在しないのが事実である。 それ故、人間は、真の健康を確立し、無病でかつ長寿…

やればできる

やればできる やらなければだめだよ、何だって。やればできるんだから。 俺は不器用だとか、俺は物覚えが悪いだとか、それがいけないんだよ。 たとえ不器用だろうと物覚えが悪かろうと、十篇やって覚えなかったら百篇やってみろ。 百篇やって覚えなかったら…

人生を考えるということ

人生を考えるということ 現代人の考え方は、ただ生活の当面のことだけを考えて、それで人生を考えているように思っている。 もっとはっきり言えば、こうやって生きている毎日。 その日の生命の生活のことだけを考えるのが、何か人生の先決問題のように考えて…

人間だけが笑える 笑顔を失うと、命の資本ともいうべき健康もみるみる破壊されますし、また、運命とて同様に、とかく阻まれがちとなってしまうんですよ。 西洋の諺にも「和やかな笑顔の漂うところに、運命の女神はその慈愛の手を差しのべる」というのがあり…

変転極まりなきが人生

変転窮まりなきが人生 事なき世界に生きている時の自分をいくら明瞭に認識したからといって、人生が事なき世界でもって一生を終わってしまうならともかく、変転極まりなきが人生の常。 何か事のあった時に慌てやしないか。 思いがけない事件に出くわした時に…

生きる力

生きる力 およそ人間としてこの世に生まれ、人間として人生に生きるために、第一に知らねばならぬことは、人間の ”いのち”に生まれながらにして与えられた生きる力に対する法則である。 まこと、自分の命の中に与えられた、力の法則というものを、正しく理解…