2024-01-01から1年間の記事一覧

ああうれしい!

5月3日 ああうれしい! つらいこととか、悲しい事とか、苦しいこととかいうのは、自分の心で決める評価なんだから。 つらいことがあっても、「ああうれしい!こうして生きていられる」と思ったら、ニコニコして暮らしていけるじゃないか。殺されるよりいい…

経営者

4月21日 経営者 経営者が、何か新しい仕事をするとか、今まで経験のなかった仕事をするような場合に、私の所へよく相談に来るんです。私の答えはいつも簡単です。「他人に相談しなきゃわからないようなことを、今後のあなたの人生の事業にしようとすることは…

完全を願う意欲観念

完全を願う意欲観念 人間には不完全を嫌い、完全を喜ぶという気持があるでしょう。壊れた時計と壊れていない時計と両方見せられて、好きな方を持って行きなって言われたら、誰だって壊れていない時計を貰って いくはずです。 だから自己の健康や運命も、誰で…

本能の妄動を制御する

4月7日 本能の妄動を制御する 人間の運命というものは、油断すると、常に本能と手を組んで歩こうとしているものなんだ。 そして、消極的な出来事はたえず、不用意な人々の周囲を徘徊してるんだよ。だから、外部運命の力をほどよく制御したいならば、自己の本…

すべは心の働き

4月1日 すべては心の働き 何よりも一番先に考えなければならないのは、心なんです。なぜかというと、月を見ても、花を見ても、仕事をしても、遊ぶのでも、すべてそれを心が認識してこその生きがいでしょう。 麻雀した、トランプした。面白いなあと思うのは、…

不平不満を口にしない

3月28日 不平不満を口にしない どんな場合があっても不平不満を口にしないこと。この不平不満が心のなかにあると、どうしてもその言葉が積極的になりません。 不平不満のある人は、しじゅう上ばかり見て、下を見ないでいる。はたはみんな幸福で、自分だけが…

内省検討

3月22日 発行 内省検討 日常の人生を生きる際に、どんな些細な人事、世事に対しても、いま現在の自分の心は積極的かしらん、消極的かしらんということを、厳格に第三者の心になって、常に検討することが必要なのであります。 そして、少しでも自分の心のなか…

不偏愛は絶対真理

Wi-Fiの接続不良の為、予定のとうりに発信出来ませんでした。 3月16日 不偏愛は今さらの発見でも創意でもなく、この宇宙創世のときからの絶対真理である。 だからこそ、この世にある宗教のすべてが愛の情けを最大に重視して、その教義のプリンシプルとしてい…

うつくしさと調和

うつくしさと調和 絶対調和の状態こそ、美というもののほんとうの姿なので、調和のないところに完全のないのと同様に調和のないところにほんとうの美はないのである。もっと極言すれは、うつくしいという言葉はしっくりと調和しているという言葉の代名詞で、…

私心なき言行

私心なき言行 人と人との世界に活きるお互い人間は、どんな場合にも、お互いの間柄を、天風教義のディクラレーション(宣言)にも宣言してある通り、常にいかなる場合にも、偏りのない公平で美しい愛情と、真の誠実さを心として尊い思いやりで助け合うという…

事業の成功

事業の成功 私が事業家に言いたいのは、ここだ。 自分の欲望のみでもって、しようとしたことは、そうめったに成功するものではない。事業に成功するのは、自分が欲望から離れて、何かを考えたときに、また、その考えたことを実行したときに成功するのだ。同…

悟りについて

悟りについて 悟りというのは、自分の心が真理を感じたときの状態をいうのである。したがって、真理を自分の努力で自分の心で感じるのも、人の悟りを耳から聞いて自分の心に受け入れるのも、受け入れ方に相違があるだけである。受け取ってしまえばその結果は…

完全なる人生

完全なる人生 完全な人生とは、これを要約すれば、生命の現実存在を明確に意識するその瞬間瞬間を、何の不満感も、いささかの不平感も感ぜずして、いつもよろこびに活きられている状態の人生をいうのである。 Complete life A perfect life can be summarize…

真の我は命そのもの

まことの我は命そのもの 「我ありと、感ずる我は、仮の我、まことの我は、見えず、感ぜず」 これは日本の禅家の歌ですが、ヨーガの哲学のほうは、もう少し崩れた言い方をしています。 「我ありと思えるものは仮の我、まことの我は命そのもの」 と、ヨーガの…

睡眠について

睡眠について 睡眠を真に催した時に睡眠し、然らざる時には睡眠するべく無駄な努力を為さぬのが最も聡明なのである。 いろいろの方法や手段を講じて無理にも眠ろうと、あれこれと種々の努力をしても、なかなか思うように眠れないものである。それは、何とか…

清濁併せ吞む寛容さ

清濁併せ吞む寛容さ たとえ自分自身の心が積極心になりえたとしても、自己の心の状態を基準にして、他人の心を推し量ることがあっては絶対にいけない。より分かりやすく言うと、自分に対しては常に厳しくあらねばならないが、これを他人に押し付けてはいけな…

心は用具である

心は用具である 心というものの実際の消息は、あくまでも人生を完全に生存生活させていくための用具であるから、絶対にこれに使われてはならない。 だからこそ、何はともあれ常に、人生に対する精神態度を徹底的に積極的にして、いかなる場合にもその精神態…

心は用具である

心というものの実際の消息は、あくまでも人生を完全に生存生活させていくための用具であるから、絶対にこれに使われてはならない。 だからこそ、何はともあれ常に、人生に対する精神態度を徹底的に積極的にして、いかなる場合にもその精神態度が絶対的積極化…