天風式クンバハカ法

天風式クンバハカ法 腹が立つこと、心配なこと、恐ろしいこと、何かにつけて感情、感覚の刺激衝動を心に感じたら、すぐ肛門を閉めちまう。そして、おなかに力を込めると同時に、肩を落としちまうんだ。 この三か所がそうした状態にされたときに初めて感情や…

言葉を選択しよう

言葉を選択しよう 人間が人生に生きる場合に使う言葉を、選択しなきゃだめなんですよ。一言、一言に注意してもいいくらい、いくら注意しても、あなた方はヒョイと気づかずに消極的なことを言ってますぜ。 とにかく、習いは性でありますから、人と口をきくと…

人間は万物の霊長

人間は万物の霊長 ここが一番大事なことであるが、特に忘れてならないことは、人間は、万物の中で、宇宙根本の分派分量を最も多く頂戴しているというである。人間以外の生物が真似することのできないほど、誠に多くの分量を頂いている。 このことが、人間が…

生命の強度を保つ

生命の強度を保つ 複雑多端なる人生において、常に多種多様の病的刺激や健康生活を破壊する障害が、文化が進むほど色々と形を変えて増殖してくるのは必然である。ただ漫然と、我意の赴くままに生活していれば、刺激や障害に抵抗できず、病弱になる。まして人…

人生設計について

人生設計について 多く言うまでもなく、たとえば立派な建築物をつくろうには、まず、完全な設計が必要であります。 と同様に、我が人生をつくろうには、その人生設計の中から余計なものを、きれいに取り除かないとだめなんです。犬小屋みたいな設計を描いて…

幸福は苦悩から生まれる

幸福は苦悩から生まれる 人生の幸福というものを安易な世界に求めてはいけない。言い換えれば無事平穏を幸福の目標としないということである。 本当の幸福は、多くの人が忌み嫌う苦悩というものの中にある。すなわち、その苦悩をたのしみに振り替えるところ…

苦しみを微笑みにかえて

苦しみを微笑みにかえて 悲しことやつらいことがあった時、すぐ悲しんで、辛がってちゃいけないんだよ。そういうことがあった時、すぐに心に思わしめねばならないことがあるんだ。 それは何だというと、すべての消極的な出来事は、我々の心の状態が積極的に…

働くということ

働くということ 世の多くの人々は、働くのは、学校を卒業して就職試験に合格したからとか、あるいは生きていくために、というのが大抵の人の目的ではなかろうかと思います。 しかし、お互い人間がこうして働くのは、人間の生まれついた役目なんです。どんな…

消極的言葉の厳禁

絶対に消極的な言葉は使わないこと。否定的な言葉は口から出さないこと。悲観的な言葉なんか、断然もう自分の言葉の中にはないんだと考えるぐらいな厳格さをもっていなければだめなんです。 Strict prohibition of negative words "Never use negative words…

初一念貫徹による成功

Success through Dedication Hideyoshi Toyotomi in the East and Napoleon in the West have reigned over the world in a short period of time with the power of splendid terracotta horses. Also, people like Franklin, Watt, and Edison, who dared …

初一念貫徹による成功

初一念貫徹による成功 東洋の豊臣秀吉、西洋のナポレオンはわずかな年月のあいだに立派な兵馬の権を手にして天下に君臨しております。また、フランクリンやワットやエジソンのごとき、偉大な発明や発見をあえてした人々はじずれも心の態度が積極的でありまし…

初一念貫徹による成功

初一念貫徹による成功 東洋の豊臣秀吉、西洋のナポレオンはわずかな年月のあいだに立派な兵馬の権を手にして天下に君臨しております。また、フランクリンやワットやエジソンのごとき、偉大な発明や発見をあえてした人々はじずれも心の態度が積極的でありまし…

時は金よりも貴重なり

時は金よりも貴重なり 事実を慎重に考察すると、極言すれば、あくびを時間も、くしゃみをする時間も、とりかえせないのである以上、瞬間といえども軽々に徒費すべきでなく、心として有意義に使って活きるべきだと厳かに自戒していただきたい。 そしてここに…

心の思考が人生を創る

心の思考が人生を創る 可能な限り、消極的な気持ちで肉体を考えないようにすることが何よりも大切である。特に病のときは病を忘れる努力をすべきである。一言で言うならば、 「人間の健康も、運命も、心一つの置きどころ」 心が積極的方向に動くのと、消極的…

苦しむこと

苦しむこと 一体現代の多くの人は、人間というものが苦しむことによって偉大になり、同時に苦しむことによって尊いものを認知し、尊いものを知り得てはじめて真に尊くなり得るのであるということを、知らないようである。 しかもしれが求めることより願い続…

自分とは何者か 人間、この世に生きるのに何が一番必要かといえば、人生に対する考え方です。これを人生観という。生きていれば絶えず何事かが、陰に陽に自分の人生を脅かす。その時に人生観があやふやだと、惨憺たる人生を歩むことになる。だから、確固とし…

エピソードの紹介1

エピソード1は松下電器の創業者の松下幸之助にまつわるエピソードです。 実は松下電器には、創業当初の二股ソケットを除いては、画期的な発明とか 時代を変えた新商品と言ったようなものはほとんど有りません。しかし、 例えばこんな伝説的なエピソードがあ…

求道とは実行である

求道とは実行である いくら素晴らしい教えであっても、これを実行しなければ、それは絵に描いた餅にすぎない。例えば、積極心を身につけるにあたって、感謝の念が重要であることはよく知っているはずだが、いざとなると不平不満が先行してなかなか実行が伴わ…

川下だけ掃除してもだめ

川下だけ掃除してもだめ かつてインドの聖者から、「お前は自分の体のことばかり考えて、つまり、川上のことはそっちのけで、川下だけを掃除しようとしている。そのことを教えてやる」と言われたんです。 つまり、心と体という、命を形成しているものの関係…

生活の情味を味わう

生活の情味を味わう 生活の情味を味わわずに活きている人は、本当の人生生活はないといえる。もっと極言すれば、人間の幸いとか、不幸とかいうものは、結果から言えば生活の情味を味わって活きるか否かに所因するといえる。 貴賎貧富などというものは第二義…

呼吸法

呼吸法 呼吸法は単に肉体生命の生きる力に対してばかりでなく、さらに進んで高級な精神生命機能の方面にまでその効果を及ぼすことを目的として想像している。 すなわち、呼吸作用は酸素を吸って二酸化炭素を出すというような単一的な生理現象に対してだけで…

好きなものを食べる

好きなものを食べる 自分の好きなものを食べると精神作用が消化機能を促進し、十分吸収させる。 好きなものを口にすると唾液や胃液が多量に分泌地される。だから第一に考えるべきことはその人がその食物を好きかどうかということである。 特に、病弱の人に対…

精神的な筋骨を鍛える

精神的な筋骨を鍛える 人間の能力は、どんなことにも気を打ち込んで行う、という、ちょっと見ると、とても平凡なような心構えから実現される。 従って、どんな小さなことでもおろそかにしないという心構えを実行し、真剣に気を打ち込んで何事にも当たるとい…

毎朝、心から感謝する

毎朝、心から感謝する まず第一に、毎朝目覚めたら「今日もまた活きていたことを心から感謝する」ということを、今日一日の生命への出発の第一歩とすること。 大抵の人は、毎朝目覚めることを、何か当然のことであるかのように考えている。ところがいつ何時…

人生の主人公

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

人生の主人公

人生の主人公 二度と生まれ変わることの出来ない人生に生きているこの刹那刹那は、自分というものがいつも、人生の主人公でなければならない。 Hero of life In this moment in which we live in a life that can never be reborn, we must always be the pr…

家庭

家庭 人生は笑いで過ごすことである。一家揃って・・・特に主人をはじめ家族の外出や帰宅の際は、一層にこにこすることが肝腎である。多少の不満や不平はさらりと捨てて・・・況や無始無終の宇宙生命に比すれば、人の命は決して長いものでない。 従ってどん…

思考そのものが人生

思考そのものが人生 厳格に考慮すれば、人生とは、実は思考そのものなのである、否、極言すれば人生即思考ともいえるのである。 これをもっと釈言すれば、思考の量と質の両者の総合現象が人生なのである。 而してこの厳粛な事実を考慮すると、かりに思考と生…

自己統御

自己統御 本当に幸福な人生を生きるには自己統御を完全にしなきゃだめだ。自己統御を完全にするには、完全にする土台となるべき認識力というものが、また完全であらねばならない。認識力のほうをおいてきぼりにして、知識ばかり説いてると、学べば学ぶほど苦…